それが染み込んでいる人は、目の前の困難から逃げることが出来ません。
そこで「逃げること」について考えてみたいと思います。
逃げるべき困難vs立ち向かうべき困難
困難には逃げるべきものと立ち向かうべきものがあります。
ある目標を設定した時、その目標を達成する手段はいくつかあると思います。
目標達成のために簡単な方法と難しい方法があった場合、自分にとって簡単な方法を選ぶことが大切です。
簡単に目標が達成できる方法の方が生産性が高いと言えます。
この場合の難しい方法が逃げるべき困難です。
しかし、簡単な方法を選んだとしても困難なことは必ず生じます。
簡単な方法において生じる困難が立ち向かうべき困難であると思います。
困難を乗り越える「良い努力」の特徴
立ち向かうべき困難が明確になったら、それを乗り越えるために努力しなければなりません。
そして、努力にも「良い努力」と「良くない努力」があります。
良い努力には、他人からは頑張っているように見えるのに自分は辛く感じないという性質があります。
人にはそれぞれ適性があります。
他の人にとっては辛いけれど、自分には全く苦にならないものがあるはずです。
しかし、「辛い思いをしなければ努力じゃない」という思い込みを持つ人は、ついつい良くない努力をしてしまいます。
良くない努力とは、適性のない事柄について辛い思いをしながら耐えてしまう努力です。
辛いことはやればやるほど辛くなりますし、ある程度出来るようになったとしても得意な人には敵いません。
これでは疲弊するだけです。
良い努力は続けられますが、良くない努力は続けられません。
ただ、良い努力をするためには「何を」するべきかは、自分で気づきにくいという難点があります。
自分が当たり前にできることは他の人にとってもそうだと思いこんでしまい、特殊技能だということに気が付きにくいからです。
自分にとって当たり前にしていることを見直してみて、自己分析してみるのがよいのではないでしょうか。
まとめ
逃げないことは立派なのですが、疲れて精神を壊してしまっては元も子もありません。でも真面目な人は逃げることができないので疲れてしまいます。
良い努力を心がけてみてはいかがでしょうか。
ではまた♬