紫蘇ジュースが苦い? 対策とレシピのご紹介!

毎年6月ごろになると紫蘇が出回るので、紫蘇ジュースを作ります。
さわやかな酸味で夏にピッタリです。

しかし、先日作ったジュースにものすごい苦みが出てしまいました。
その原因と苦みが出ないようにするポイントをご紹介します!



紫蘇ジュースの苦みの原因は主に3つ

紫蘇ジュースを作って苦みやえぐみが出る原因は主に交雑・化学肥料・灰汁の3つです。

交雑

違う種類の植物と交配してしまうと、苦い紫蘇になってしまうようです。
例えば、ミントやえごまなどと交配すると苦みが出ることが知られています。

化学肥料

窒素を含んだ化学肥料に原因がある場合もあるようです。
硝酸態窒素(酸化した窒素)は植物が育つのに必要な栄養素ですが、大量に与えすぎると、成長に使い切れなかった硝酸が硝酸塩となって植物の中に残ってしまいます。
これが苦み・えぐみを感じさせる成分になります。

交雑・化学肥料の問題は、農家さんの方に原因があるということになります。

灰汁

紫蘇を煮出していると灰汁がでます。
その灰汁が十分に取り除かれていないと、苦みが出てしまうようです。

つまり、作った紫蘇ジュースが苦かった場合、
1)農家さんを変える
2)作る際に灰汁を丁寧に取り除く
という対策をとるのがいいでしょう。

紫蘇ジュースの作り方

 私のケースは灰汁をとるのが不十分だっただけのような気もするのですが、2回目は念のため農家さんも変えてみました。
トレーサビリティ制で袋に農家さんの名前が書いてあることも多いので参考にしてみてください。

【材料】
紫蘇 300g
水 1800ml
砂糖 300g
クエン酸 小さじ3

【作り方】
まず、紫蘇の茎を取り除いて葉っぱをよく洗います。
300gでこんなに大量になりました。


紫蘇が十分に入る大きさの鍋に分量の水を入れ、お湯を沸かします。


沸騰したら紫蘇を入れます。


色が落ちてくるので5分ほど煮出します。


5分経ったら紫蘇をざるに上げ、水分をこします。
こした煮汁は鍋に戻します。


そしてここが重要ポイント!
灰汁を丁寧に取り除きます。
一度目の失敗があるので、かなり入念にとりました。
(おたまですくった後は灰汁取りシートを使いました)


次に砂糖を入れます。


砂糖が溶けたらクエン酸を入れます。


すると、ぱっと色が鮮やかに変わります。


少し煮詰めてお好みの濃さにしたら完成です!


出来上がりです!
水で3~4倍に薄めて飲んでいます。


まとめ

私は一度失敗してしまったので、みなさんはお気を付けください!

ではまた♪