女性を分断して戦わせようとしているのが見え見えで憤りを感じます。
第3号については共稼ぎの妻や働く独身女性などから「保険料を負担せずに年金受給は不公平」という不満が根強くあり、政府は男女共同参画基本計画で〈第3号被保険者を縮小していく〉と閣議決定し、国策として妻たちからなんとかして保険料を徴収する作戦を進めている。
引用:yahooニュース働く女性の声を受け「無職の専業主婦」の年金半額案も検討される
そんなこと言ってる女性見たことない
まず、あくまで私の観測範囲では「専業主婦ずるい!」なんて言っている女性はいません。なぜなら家事労働の大変さを皆知っているからです。
「一日中子供と一緒なんて大変そう…」
「お金がもらえないのは辛い」
といった声は聞いたことがありますが、女性にとって「専業主婦=楽」という感覚は一般的ではないように思います。
そして職を失う・離れる可能性は誰にでもあり、今は兼業であってもいつか専業主婦になる場合だってあるのに、わざわざ「専業主婦の年金を減らしてくれ」などと望むでしょうか。
むしろ、多くの女性にとって、「専業でも兼業でも年金ちゃんと払ってくれ」というのが、本来の願いではないかと思うのです。
「無職」の専業主婦という言葉
そして専業主婦に「無職」をつけてしまうあたり、これは家事労働をしたことが無い人の意見のように思います。家事労働は賃金が発生しないため、長い間「誰でもできる簡単な仕事」と軽んじられてきました。
毎日食事を作る妻のことを、おじさんが「うちの嫁は何もできんから」と言っているのを聞いたことがあるのは私だけではないと思います。
ナチュラルに「無職の専業主婦」と言ってしまうあたり、主婦への偏見が見て取れます。
「扶養に入っている主婦・主夫」という表現でいいはずです。
「”無職”は賃金労働をしていないという意味だ!」と思う人もいるでしょうが、それ自体が家事労働を軽んじる考え方であり、そもそも扶養内で賃金労働に従事している可能性もある対象を「無職」と表現することにも違和感があります。
女の声なんて聞かないくせに分割統治に利用するな
女を分断して互いに対立させ、「女の闘い」「女の敵は女」を演出しようとする姿勢には憤りを感じます。普段全く女の声なんて聞かないくせに、こういう時だけ女を盾にしようとするのは卑怯です。
いさぎよく「年金払いたくない」と言えばいいのに。
政府にとって都合のいい時だけ女性の声をきく(ふりをする)なんて、女の扱いがひどすぎます。