そして春はうつ病が多いことでも知られています。
うつ病は心の風邪とも言われている通り、誰でもなる可能性がある病気です。
症状はさまざまですが、重症化すると治すのに長い年月がかかることも少なくないようです。
そのためうつ病の兆候が見られたらすぐに対策をとることが大切だと言われています。
とはいっても、具体的な体の変化があるわけではないので分かりにくいですよね。
そこで今回は心が疲れているかもしれないサインをいくつかピックアップしました。
心が疲れているサイン
こんな傾向が出てきたら、心が疲れている証拠かもしれません。
「普通の生活」が辛くなる
まず、普通の生活が辛くなることが挙げられます。普通の生活とは、歯を磨く、ご飯を食べる、お風呂に入るなど、日常的に当たり前に行っていることを指します。
元気があるときは普通にできていたことができなくなるのは疲れている証拠です。
好きだったことができなくなる
趣味や娯楽など、好きだったことができなくなったら要注意です。本来はパワーを与えてくれるはずのものがパワーを奪うものに変化していたら、それは心が疲れてしまっている可能性があります。
甘いものばかりほしくなる
甘いものや炭水化物は急激に血糖値をあげるため、一時的に気分を持ち直すのに役立ちます。気分が落ち込みがちなときはついつい甘いものを食べてしまいますよね。
しかし急激に上がった血糖値は急激に下がるという性質があります。
急激に血糖値が下がると気分が落ち込んだりだるくなったりしてしまいます。
疲れているときに手がのびるお菓子が、さらに心を落ち込ませている可能性があります。
疲れている時は休む!!!
うつ病の兆候が見られたら休むのが大事です。本当に大事です。
無理をすると長引いてしまいます。
専門家に頼む カウンセラーを選ぶ時の注意点
治療は専門家に頼むのが一番なのですが、カウンセラーは当たりはずれがあります。というのも、心理系の臨床現場で働く人の中には、過去に自身も心の病気(やその傾向)に苦しんだ経験がある人が少なくありません。
心理的な問題を抱えたことがある人がその分野に興味を持つことは自然な流れです。
その経験が役立ち、素晴らしいカウンセラーになる人はたくさんいます。
しかしその反対に、自身の問題が解決していないために未だに不安定な状態にある人や、自分の経験に固執してしまう人もいます。
カウンセリングに通う友人に聞いた話ですが、その友人の担当カウンセラーは
「なぜ君は僕に心を開かない!ラポール(カウンセラーとクライアントの信頼関係のこと)が大事なのに!」
と詰め寄って来たそうです。
信頼関係ってカウンセラー側から強要されるものではないですよね。
その話を聞いてドン引きしてしまいました。
個人的な感想ですが、その人は本質的に人に寄り添いたいというよりは、「心の病を治す俺」みたいなセルフイメージの維持のためにクライアントを利用しているのかなと思いました。
中にはこういう人もいるので、心が疲れている時にこんな対応されたら大変です。
カウンセラーを選ぶときは
①臨床心理士資格を保有(基本的な知識を持っている証明)
②評判の良い人(口コミなど)
を参考にすると良いのかなと思います。
まとめ
心の不調は根性論で治せると考える非科学的な人もいますが、そんなものを聞く必要はありません。精神的な不調は重大な問題です。
ほったらかしにしてしまうと人生の大事な時期を病気に乗っ取られてしまうかもしれないので、早期の対策が一番大切です。
新生活を始める方は気を付けてください!