早く治したいですよね。
便秘にはオリゴ糖がいいらしいです。
そこでオリゴ糖について調べてみました!
便秘の改善には腸内環境を整えることが大切
便秘を解消するには、腸内細菌の働きが大きくかかわってきます。
人間の大腸には、多くの細菌が住み着いていて、大きく3つに分けることができます。
・善玉菌:体にいい影響を与える菌(ビフィズス菌や乳酸菌など)
・悪玉菌:体に悪い影響を与える菌(ウエルシュ菌、大腸菌など)
・日和見菌:どちらか優勢な方につく菌
腸内環境を整えるためには、善玉菌を増やす必要があります。・悪玉菌:体に悪い影響を与える菌(ウエルシュ菌、大腸菌など)
・日和見菌:どちらか優勢な方につく菌
それを手助けするのがオリゴ糖です。
オリゴ糖は善玉菌を増やす
オリゴ糖は腸内にいるビフィズス菌を増やす働きがあります。乳果オリゴ糖を摂取した場合、血糖値やインシュリン濃度の上昇が少ないといわれています。
これは、乳果オリゴ糖は小腸でほとんど分解・吸収されず、ほとんどが大腸に到達するからなんです。
だからこそ大腸にいるビフィズス菌のえさになるんですね。
ただし、オリゴ糖摂取によってビフィズス菌が増加し腸内環境が改善されても、継続しなければ元に戻ってしまいます。
毎日の習慣としてオリゴ糖を取り入れるとのが効果的です。
オリゴ糖は特定保健用食品に指定されていて副作用の心配はありませんが、摂り過ぎると下痢などの症状を招くことがあります。
逆にお腹を下しがちな方は控えたほうがいいでしょう。
オリゴ糖の種類と食品
オリゴ糖にはいくつか種類があります。ガラクトオリゴ糖
乳児のビフィズス菌を作る元になると考えられているオリゴ糖で、母乳や牛の初乳に含まれています。市販されている大豆オリゴ糖も、ガラクトオリゴ糖の一種です。
乳果オリゴ糖
砂糖入りのヨーグルトの発酵中に、微量に生成されるオリゴ糖です。甘味度は砂糖の約30%。
フラクトオリゴ糖
玉ねぎ、アスパラガス、ごぼうなどの野菜やはちみつの中に含まれているオリゴ糖です。甘味度は砂糖の約60%。
イソマルトオリゴ糖
味噌、醤油、清酒などに含まれているオリゴ糖です。甘味度は砂糖の約50%。
全体的に、オリゴ糖は砂糖よりも低カロリーです。
オリゴ糖は加熱しても大丈夫
オリゴ糖は非常に安定した食品で、加熱処理や酸による処理、長期間保存しても性質が変化しないという特徴があります。140度~180度程度まで加熱しても性質が変わらないということが分かっています。
しかし、2~3時間以上熱を加え続けるとオリゴ糖の一部が分解され、オリゴ糖の量が減少てしまいます。
分解されても乳糖や果糖に変化するだけなので、健康への心配は必要ありませんが、できるだけ長時間の過熱は控えた方がよいでしょう。
まとめ
腸の健康のため、オリゴ糖は手軽に摂れる食品です。砂糖の代わりにすると健康的な生活をおくることができそうですね!