そんなことはありませんか?
もしかしたらその気遣い、誤解されているかもしれません…
気遣いが自分の扱い方を雑にさせてしまう
気遣いや優しさが、そのまま相手に伝わるとは限りません。
善意で行った気遣いや優しさが「下手に出ている」「媚びている」と捉えられることもあります。
そしてそのようなふるまいが、相手に「こいつは下に見ていい人間だ」という意識を植え付けてしまうことがあります。
そうすると相手からますます邪険に扱われるようになります。
悲しいことに、自分は気を遣っているつもりでも、相手は「気遣ってくれたから優しくしよう」という考えにはならないこともあるのです。
そうなると逆効果です。
このように、雑に扱われるのは、あなたのやさしさに付け込まれた結果かもしれません。
この状況に陥らないためには、態度で示していくことが重要です。
対等な関係であることを意識しよう!
誰だって雑に扱われたくないと思います。
だからと言って他人を気遣わず横柄な態度を示しておけばいいというわけではありません。
ただ、「気を遣う」と「下手に出る」の違いなんて受け手の主観でしかありません。
まずは「嫌なことを要求されたときに毅然と断る」ことを心がけてみるのが大切です。
しかし、断ると「相手に失礼だと思われるかもしれない」と心配になる人も多いでしょう。
そのような方は、対等概念を意識してみてください。
親と子、上司と部下、夫と妻というのは役割や立場の違いであって、本来絶対的な上下関係があってはいけません。
また、「目上を敬う」ことが良しとされていても、それがそのまま「目下は雑に扱っていい」という意味ではありません。
人権はみな対等なのです。
自分を相手より下だと位置付ける必要なんてありません。
まとめ
若い人は特に「雑に扱われるのに耐えるべき」という社会的な圧力が強いような気がします。日本人は「多少の理不尽に耐えるのが大人」という感覚を子供のころから教え込まれ、自分に対する理不尽な扱いが「理不尽である」ことに気づくことさえ難しいと思います。
しかし、その構造の中にいるといいように使われてしまいますし、精神衛生上よくありません。
自分の置かれている状況が理不尽かもしれないと考えている人は、対等概念を意識してみてください。
対等概念についてはこの本を参考にしました。
気になる人は是非どうぞ!
ではまた♫