不快感があるだけではなく、痩せにくくなったり肌が荒れたりと悪いことだらけです。
実はその原因は、「腸がねじれているせい」かもしれません。
便秘の原因かもしれない「ねじれ腸」とは?
便秘解消の方法はこういったものが代表的ですよね。
【便意解消の主な手段】
- 水分をたくさん取る
- 食物繊維を摂る
- よく噛む
- 善玉菌を増やすために乳製品や整腸剤を用いる
- 適度な運動をする
ねじれ腸というのはその名の通り、腸がねじれている状態とのこと。
腸がねじれていると便が溜まりやすくなり、便秘を引き起こしやすくなるようです。
腸は第二の脳といわれるほと重要な器官で、体の健康に大きくかかわってきます。
その機能は消化吸収だけではありません。
酸素の吸収なども腸の重要な役割です。
「気分が落ち込む」「だるい」などの倦怠感も腸の不調が関係している可能性が…!
そう考えると腸って大事ですよね。
しかし、マッサージでねじれを緩めることができるらしいですよ!
体内にあるものをそんな簡単にずらせるのか?という疑問はありますが、とりあえず減るもんじゃないのは確かです。
やってみて損はないでしょう。
今回はこちらの本に載っていたねじれ腸マッサージの一部を参照してみます。
ねじれ腸マッサージを毎日の習慣に
ねじれ腸マッサージは、起床直後と就寝前、入浴時に行うのがいいそうです。起床・就寝時は、布団に入ったまま自然な流れでマッサージをすることができます。
入浴時は、水中では腹筋の力が抜けているので腸を揺らしやすくなります。
一日3回が目安です。
そして便秘の改善が見られても、マッサージをやめるとすぐに元の状態に戻ってしまうらしいので、習慣化してずっと続けることが必要です。
ねじれ腸マッサージの方法
3種類のマッサージ を紹介します。どの順番で行ってもOKです。
左腹部トントンマッサージ
下行結腸を揺らすマッサージです。
指先がお腹にすこし沈む程度に押していくのがポイントです。
【方法】
- 仰向けになって力を抜いた状態になる。
- 左腹部(おへそ付近と左の脇腹)を挟むように指を当てる。
- 両手の4本の指で、小刻みにトントンと押す(両手を交互に)。
- 上下に少しずつ移動しながら1分間押す。
下腹部トントンマッサージ
S状結腸を刺激します。
こちらも指先がお腹にすこし沈む程度に押していくのがポイントです。
【方法】
- 仰向けになって力を抜いた状態になる。
- S状結腸がある下腹部(おへその下あたり)を挟むように指を当てる。
- 両手の4本の指で、トントンと押していく(S状結腸を挟むように両手で交互に)。
- ヘソ周辺から骨盤までの下腹部を、上下に少しずつ移動しながら1分間押す。
上体ひねりマッサージ
体をひねることで横行結腸と下行結腸を揺らします。
【方法】
- 両足を肩幅より開き、両手を広げて立つ。
- 両手を広げたまま体を左右に大きくひねる(左右に両腕を振るときは腕の力を抜き、無理に体をひねりすぎない)。
- 左右にひねる動作を1セットとして、30回(1分間)行う。
まとめ
便秘は一刻もはやく直したいもの。便秘の原因は一つではないことも多いので、いろいろな方法を試してみるのが効果的です。
ねじれ腸マッサージはお金もかかりませんし、日々の習慣に取り入れてみてはいかがでしょうか?
本にはもっと詳しいことが書いてありますので、気になった方は読んでみてください。
ではまた♪